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スポーツチャンバラというニュースポーツに関して                                                                                         【盾の人】が個人的な意見や感想を書くブログです。                                                                                        あくまで個人ブログですので、公式な情報に関しては                                                                                        スポーツチャンバラ協会公式HP及び認定HPをご覧ください。
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 盾の人はその名の通り、楯小太刀にプライドをもっています。
 青い人曰く、「得物に選ばれた人は、その得物の重さを感じない」だそうで、事実、青い人は長剣一本だと重たく感じるけれども、二刀になるとまるで重さを感じないそうです。

 盾の人にとって、それは楯小になります。っていうか、楯に重さなんか無いですよね?

 で、WEB拍手はかく語りき。
・ブログに移ってのびのびなさいましたね。動画が見やすい!強くなるヒントも待ってます(♪)

 ブログのお陰で更新が楽ですからね。動画はYOUTUBE最高!

 というわけで、今回は楯の人による楯小の技術その1です。



拍手[1回]


 まず最初に構え方から入りましょう。

fdde824ejpeg これが最も端的に楯小の戦い方を示した構え方です。
 楯で上半身を守り、小太刀で下半身を守ります。

 楯小の弱点は足です。
 なにせ楯が届きません。

 故に、弱点の足を楯よりは長い小太刀でガードしたのがこの構えなわけです。

 が、しかしこの構えにも弱点はあります。
 まず、小手打ちに弱い。裏側が丸出しです。相手が長剣や二刀なら尚更危険です。
 そして攻撃が出し難い。小太刀が下段に固定されている時点で、攻撃パターンが限られます。
 結構致命的ですね。

cd560d63jpeg そんなわけで、現在盾の人が使っているのがこの構えです。

 表側への攻撃は楯で防ぎ、裏側への攻撃は小太刀で防ぐ構えです。
 つまり、上下ではなく表裏で使い分けているということですね。
 楯小は足が弱点とはいえ、普通にスポチャンをやっていれば、足打ちくらいは避けたり受けたり出来るようになります。楯小はそれを左右どちらでも出来るわけです。実際、盾の人は表側への足打ちを楯で受けます。これはヒジを基点にして、楯をワイパーのように動かすという扱い方によって可能になります。

 こうやって小太刀が中段でフリーになると、攻撃の方にバリエーションが生まれてきます。
 すると防御の方も、相手の攻撃に合わせるだけでなく、よりアグレッシブに攻撃と連携した形を生み出すことが出来るようになります。
 そしてこの位置で小太刀を構えるのは、槍による腰への突きを防ぐためでもあります。

4d8458dajpeg
 ちなみに、楯小を初めてやる人によくあるのがこの構え。

 楯で受ける事に意識が向きすぎていて、楯に振り回されてしまいます。

 具体的には、逆足で構えているために足打ちへの対処が鈍く、また、楯が身体の前に出ているために死角が多くなりすぎて、相手の攻撃が変化しても対処できないのです。

 もちろん、練習によってこの欠点は克服できるでしょう。
 しかし今のところ、この構えで強い選手にお目にかかったことはありません。

 目指すなら今だ!

8ebb3008jpeg
 その他の構え、その1。

 楯小太刀の初代世界王者が使っていた構え。
 楯は手の平側につけています。

 身体の表面をなぞる様に楯を動かす盾の人とは違い、なるべく大きく構えて、相手が攻撃するその基点を潰す、という使い方をします。

 スロットでも発揮されるその動体視力ゆえか、はたまた長年の経験による高精度の予知予測の賜物か、剣先がスピードに乗って走り出す前に楯で止められてしまいます。何て言うか、絶望的です。もちろん、盾の人に真似できるものではありませんでした。

2edf99cejpeg
 その他の構え、その2。

 名称未定1号改め、孫悟空の人……長いので孫の人が使っていた構え。
 ベルトを腕に通さず、手で二本握って固定しています。

 スポチャンの楯は鍋のフタ程度の大きさだったバックラーという盾と同じ小盾のカテゴリーに入ります。盾-Wikipediaによると、基本は大きな盾ほど体に寄せバックラ-のような小さな盾ほど体からはなす。これは盾の陰を大きく取りその中に体を入れるためである。だそうです。この事から言えば、実はこの構えは歴史的に見て、由緒正しい構えと言えるでしょう。映画『スパルタカス』でも、矛との戦いに使ってました。
 ただし、見ての通り逆足ですので、楯に振り回されないよう、練習が必要ですが。

 というわけで、最初の構えだけで結構長くなってしまいました。
 あまり長くなると面倒臭くて仕方が無い読んでいる人も大変でしょうし、今回はここまでにしたいと思います。
 また次の機会をお楽しみに!

 ついでに、聞きたいことがあったら、コメントかWEB拍手でよろしくお願いします。可能な限りお答えします。
 もちろん、普通の感想もお待ちしています。

 あなたの一言が方向性を決める!  ……かもしれない。




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プロフィール
HN:
盾の人
性別:
男性
自己紹介:
身長178cm 体重65~8kg

杖以外は一通り扱える
 マルチプレイヤーモドキ
使う得物ごとに
 動きを変えるのが信条

2001年 世界大会
 短刀の部 優勝
2003年 全日本大会
 グランドチャンピオン
2004年 世界大会
 楯小太刀の部 優勝
2005年 世界大会
 楯小太刀の部 優勝
2006年
 国際スポチャン協会
 日本スポチャン協会
  優秀指導者賞
   10位 受賞
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