ビーチスポチャン

　明日は選挙。
　と言うわけでどこもかしこも施設が使えない状態が多いと思います。
　逗子ハイランド教室で使っている場所もご多分に漏れず。

　休みにしてしまうことは簡単です。しかし、スポチャンを楽しみにしている生徒たちをガッカリさせるわけにはいきません。

　そんな訳で、今回は毎月第一土曜日に逗子海岸でフリー参加イベントを開催している『ビーチクラブ』にお邪魔して、スポーツチャンバラの体験教室とフリー参加コーナーをやってきました。

　最初は軽く体験教室から。大体の内容を知ってもらい、一通り体験したら一旦解散。逗子のスポチャン生徒と練習していくうちに、また興味を示す人たちが寄ってきます。そこでフリー体験。得物と面を渡して好きなように戦ってもらいます。すると、平和な海岸があっという間に戦場になりました。これはどこのフリー体験でも同じですね。当然、大人は子供にボコられます。これもどこでも同じ傾向。
　そんなこんなで大変好評でした。

　『ビーチクラブ』とは、サーフィンの世界で有名なドジ井坂さんが主催する、ビーチスポーツのフリー体験イベントです。
　自分も今年に入るまでまるで知りませんでしたが、知人から話を聞き、井坂さん本人と話してみて、このクラブの方針に納得がいきました。

　要するに、海のレクリエーション協会みたいな感じです。

　考えてみればマリンスポーツというのはサーフィンにしろスキューバダイビングにしても敷居がものすごく高いです。用具のお値段もそうですし、海に対する知識とかもそうです。そして、そういった敷居を引き下げる活動というものがあまりにも少ない現状。種目ごとに体験参加とかやっていても、総合的にやるところが無いわけです。
　「専門家ばかり増えてもライトな層が増えていかない限り先細りしていくだけ」とは井坂さんの言ですが、これには全くもって同意です。例えば、軽い気持ちで入会した教室がハイレベルすぎてまるでついていけず、指導もろくに無い、もしくは手が回らない状態だったら……。
　欧米ではその辺、地域単位で対応しているそうです。しかし日本は浜辺という視点で見た場合、利用があまりにも限定的になっています。これだけのスペースが、夏の2ヶ月を除いてほとんど有効に利用されていない。そして、今や浜辺でどんなことが出来るのか、どんな遊びが出来るのかがわからない人が増えている。

　マリンスポーツの総合窓口として、そして海の入り口たる浜辺の利用を通じて多くのライト層を生み出すための活動が『ビーチクラブ』なのです。

　で、そんなビーチに今後もスポチャンで殴り込みをかけていこうと思います。
　毎月第一土曜日、逗子ハイランド教室が終わったらそのまま海岸へ直行、阿鼻叫喚のスポチャン体験を行います。
　興味のある方は是非。