スポーツチャンバラというニュースポーツに関して
【盾の人】が個人的な意見や感想を書くブログです。
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問題
日本のとあるところに家がありました。その家はドアにも窓にも鍵をかけず、住人が出かける時でもそのままでした。
ある時、その家に泥棒が入り、大事な物を盗まれてしまいました。
悪いのは誰でしょう?
日本のとあるところに家がありました。その家はドアにも窓にも鍵をかけず、住人が出かける時でもそのままでした。
ある時、その家に泥棒が入り、大事な物を盗まれてしまいました。
悪いのは誰でしょう?
ここで泥棒と即答できないと法治国家に生きる人としてどうかと思います。
言葉のとらえ方で変わるとは思いますけどね。法的な「悪い」と社会的な責任から来る「悪い」では意味が違いますから。
しかし、これらを混同した結果起こる犯罪被害者に対する風当たりの厳しさに疑問を持ちます。
昔、こんなことがありました。
とある本屋で、万引きした少年を店員が発見し、声をかけたところ少年は逃走。店員がそれを追いかけると、遮断機が下りている踏み切りを横断して逃げようとしました。そして少年は電車に轢かれて死亡しました。この事件がニュースで報道され、ワイドショーでは連日話題に。内容は「店側が少年を死に追いやった」とか、「そもそも万引きできるような本屋が悪い」という代物。
非難の声は店側を追い込み、ほどなくしてその本屋は潰れてしまいましたとさ。
当時は近くでスポチャンを指導していたので、その場所はよく知っています。というか、事件当日その踏切前を通ってました。物々しさをよく覚えています。
それはともかく、この話はかなり有名ですが、レベルの差こそあれ、同じような話はどこにでも転がっています。被害にあったから訴え出たら、なぜか被害者の方が悪いと言われてしまうような事が。
曰く、「痴漢にあうのは男を誘うような格好をしているからだ」とか、「いじめにあうのは弱いからだ」とか、「引ったくりにあうのは隙があるからだ」とか。
これらの意見はまったくもって正論です。被害にあわないためには、可能な限りの対策をする必要があります。安全はタダではありません。被害の責任は対策を怠った者が負うのが当然ですし、損害を出した者は属する社会的には「悪い」人です。
しかし、外野でありながら被害者を責める人はなぜか多いです。
おそらくバランス感覚なんだとは思います。法的に「悪い」のは加害者です。加害者が悪いことは当然だから、あえて言うまでもない。それよりは被害者に自衛の甘さを指摘することで今後を考えてもらいたい、と。
ただ、当たり前の部分を省略しすぎて、いつの間にか被害者を叩くようになってしまう人がいるわけです。
どんなに無防備な家が盗難の被害にあっても、絶対的に悪いのは泥棒なんです。それを忘れてはいけません。
鍵くらいかけるだろ、常識的に考えて。という意見が多いのは当然ですが、これはあくまで自衛策です。自衛を言い出したらキリがありませんし、常識は時と場合によって変わります。
周りの人を疑いながら生活したくない。という考えが法による統治を作り上げたわけです。
実際、日本は随分と治安が良いらしく、国によっては考えられないような事が当たり前のようにあったりするようです。
例えば、そこら中に自動販売機があって、お金を入れると商品が出てくるばかりか、お釣りまでちゃんと出てくるなんてスゴイ!ってビックリしてる外人が多いらしいです。どうやら海外では自動販売機は屋内に設置するもので、高額紙幣や多量のお金を放置するなんて危なくて考えられない、となるようですね。
一時期、日本でも自動販売機の被害が増えた時がありました。この時は、「屋外に設置するなんてバカだろ。国際的な常識的に考えて」とならず、「加害者が悪い」となったので、ちょっとした防犯設備の増強で済みました。
盾の人は夜中に一人でフラフラ散歩したいですし、喉が乾けば自動販売機でお茶を買いたいですし、コンビニで立ち読みとかしたいです。だから、被害者が悪いと言われる社会より、加害者が悪いと言われる社会が好きです。
被害者は損害によって痛い目を見ています。対策を助言する、というなら良いのでしょうが、説教までするのはお節介すぎるんじゃないかと思います。というより、追い詰めすぎ。
さらに縁が遠くなると、中にはこんな声が混じってるように思えてなりません。
「ビッチざまぁ!」
「キモオタ死ね!」
「リア充乙!」
他人の不幸で今日もメシウマ!ってやつですね。……意味がわからない人はそのままでいてください。
そんなわけで、グレーな人とか悪党な人が痛い目を見たならともかく、一般人が被害にあったときくらいは素直に犯人を憎むべきじゃないでしょうか。
とか言ってしまう護身道のインストラクターでした。
言葉のとらえ方で変わるとは思いますけどね。法的な「悪い」と社会的な責任から来る「悪い」では意味が違いますから。
しかし、これらを混同した結果起こる犯罪被害者に対する風当たりの厳しさに疑問を持ちます。
昔、こんなことがありました。
とある本屋で、万引きした少年を店員が発見し、声をかけたところ少年は逃走。店員がそれを追いかけると、遮断機が下りている踏み切りを横断して逃げようとしました。そして少年は電車に轢かれて死亡しました。この事件がニュースで報道され、ワイドショーでは連日話題に。内容は「店側が少年を死に追いやった」とか、「そもそも万引きできるような本屋が悪い」という代物。
非難の声は店側を追い込み、ほどなくしてその本屋は潰れてしまいましたとさ。
当時は近くでスポチャンを指導していたので、その場所はよく知っています。というか、事件当日その踏切前を通ってました。物々しさをよく覚えています。
それはともかく、この話はかなり有名ですが、レベルの差こそあれ、同じような話はどこにでも転がっています。被害にあったから訴え出たら、なぜか被害者の方が悪いと言われてしまうような事が。
曰く、「痴漢にあうのは男を誘うような格好をしているからだ」とか、「いじめにあうのは弱いからだ」とか、「引ったくりにあうのは隙があるからだ」とか。
これらの意見はまったくもって正論です。被害にあわないためには、可能な限りの対策をする必要があります。安全はタダではありません。被害の責任は対策を怠った者が負うのが当然ですし、損害を出した者は属する社会的には「悪い」人です。
しかし、外野でありながら被害者を責める人はなぜか多いです。
おそらくバランス感覚なんだとは思います。法的に「悪い」のは加害者です。加害者が悪いことは当然だから、あえて言うまでもない。それよりは被害者に自衛の甘さを指摘することで今後を考えてもらいたい、と。
ただ、当たり前の部分を省略しすぎて、いつの間にか被害者を叩くようになってしまう人がいるわけです。
どんなに無防備な家が盗難の被害にあっても、絶対的に悪いのは泥棒なんです。それを忘れてはいけません。
鍵くらいかけるだろ、常識的に考えて。という意見が多いのは当然ですが、これはあくまで自衛策です。自衛を言い出したらキリがありませんし、常識は時と場合によって変わります。
周りの人を疑いながら生活したくない。という考えが法による統治を作り上げたわけです。
実際、日本は随分と治安が良いらしく、国によっては考えられないような事が当たり前のようにあったりするようです。
例えば、そこら中に自動販売機があって、お金を入れると商品が出てくるばかりか、お釣りまでちゃんと出てくるなんてスゴイ!ってビックリしてる外人が多いらしいです。どうやら海外では自動販売機は屋内に設置するもので、高額紙幣や多量のお金を放置するなんて危なくて考えられない、となるようですね。
一時期、日本でも自動販売機の被害が増えた時がありました。この時は、「屋外に設置するなんてバカだろ。国際的な常識的に考えて」とならず、「加害者が悪い」となったので、ちょっとした防犯設備の増強で済みました。
盾の人は夜中に一人でフラフラ散歩したいですし、喉が乾けば自動販売機でお茶を買いたいですし、コンビニで立ち読みとかしたいです。だから、被害者が悪いと言われる社会より、加害者が悪いと言われる社会が好きです。
被害者は損害によって痛い目を見ています。対策を助言する、というなら良いのでしょうが、説教までするのはお節介すぎるんじゃないかと思います。というより、追い詰めすぎ。
さらに縁が遠くなると、中にはこんな声が混じってるように思えてなりません。
「ビッチざまぁ!」
「キモオタ死ね!」
「リア充乙!」
他人の不幸で今日もメシウマ!ってやつですね。……意味がわからない人はそのままでいてください。
そんなわけで、グレーな人とか悪党な人が痛い目を見たならともかく、一般人が被害にあったときくらいは素直に犯人を憎むべきじゃないでしょうか。
とか言ってしまう護身道のインストラクターでした。
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盾の人
ランドセルに防犯ブザーがついたのも、サブプライムローンが破綻したのも、明日の天気が悪いのも、全部自民党が解散しないのが悪いんですよね。民主党的に考えて。
わかります。
わかります。
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プロフィール
HN:
盾の人
性別:
男性
自己紹介:
身長178cm 体重65~8kg
杖以外は一通り扱える
マルチプレイヤーモドキ
使う得物ごとに
動きを変えるのが信条
2001年 世界大会
短刀の部 優勝
2003年 全日本大会
グランドチャンピオン
2004年 世界大会
楯小太刀の部 優勝
2005年 世界大会
楯小太刀の部 優勝
2006年
国際スポチャン協会
日本スポチャン協会
優秀指導者賞
10位 受賞
杖以外は一通り扱える
マルチプレイヤーモドキ
使う得物ごとに
動きを変えるのが信条
2001年 世界大会
短刀の部 優勝
2003年 全日本大会
グランドチャンピオン
2004年 世界大会
楯小太刀の部 優勝
2005年 世界大会
楯小太刀の部 優勝
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